思考で断片化されていない世界に触れる媒体として、絵画の存在理由があるかもしれないと思い始めて十数年の月日がたった。
ソクラテスの「人生は、魂の世話をするためにある」ということばを、制作の支えにする。たいていはくじけそうになり、時々は魂が喜んでいる様な気がする。
あるがままの世界を見つめる情熱を、持ち続けることが出来ているだろうか。
impricate order
存在するものが存在するために、世界は私の感知できない次元でその準備ができており、私はその潜んでいるものを感じていたい。
- 1959年
- 鹿児島生まれ 種子島で幼少期を過ごす。自然と人間の関係を見つめる原点となる。
- 1981年
〜1984年 - 演劇活動
- 1988年
- 東京芸術大学絵画専攻修士課程修了
- 1988年
- 個展 Vein:アサクロス
- 1988年
- 平行芸術:ドイツ ハンブルグ
- 1990年
- 個展 DAVA:銀座九美堂ギャラリー
- 1992年
- 個展 内蔵秩序:銀座九美堂ギャラリー
- 1992年
- 個展 虚空の舟:銀座九美堂ギャラリー
- 1993年
- 個展 沈黙の祝福:銀座九美堂ギャラリー
- 1994年
〜2007年 - ワークショップ、グループ展にて制作、発表
- 2009年
- 個展 impricate order:ギャラリー「荘」